今日の一景
(50)
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四季の風景
夏
黄菖蒲
(きしょうぶ)
黄菖蒲に青雲の志あらむ世の例
(きしょうぶにせいうんのしありよのためし)
[注・「よのためし」とは古語で、世の語り草、噂、の意]
1
キショウブ
インターネットの ウイキペディアフリー百科事典 によりますと
キショウブ
(黄菖蒲)
目
キジカクシ・Asparagales
科
アヤメ・Iridaceae
属
アヤメ・Iris
種
キショウブ・I. pseudacorus
学名
Iris pseudacrus
和名
キショウブ
キショウブ
キショウブ(黄菖蒲)はアヤメ科アヤメ属の多年草。帰化植物。
特徴
花茎の高さは60-100 cmになる。葉は幅2-3 cm、長さ60-100 cm、剣形で中脈が隆起し明瞭で、縁は全縁。花期は5-6月で、アヤメやノハナショウブと同じ、外花被片が大型の広卵形で先が下に垂れ、内花被片が小型で直立した、黄色の花を咲かせる。外花被片の中央に茶色がかった模様がある。和名は花が黄色であることに由来し、斑入り葉や八重咲きなどの園芸種がある。
分布と生育環境
南アジアからヨーロッパ原産の植物で、明治頃から栽培されていたものが日本全国の水辺や湿地、水田脇に野生化している。観賞用に栽培されているハナショウブには黄色系の花がないため、その貴重性から重宝されたが、湖沼や河川などへの拡散が問題となっている。
環境省は「要注意外来生物」の一種として「栽培にあたっては、逸出を起こさない」「既に野生化している湖沼等があり、在来種の競合、駆逐等の恐れがある場所については、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる」として警戒を呼びかけている。また日本自然保護協会、日本野鳥の会、世界自然保護基金では生態系に与える影響や侵略性が高いとしている。
水辺に生育し美しい花を咲かせる植物なので、「ビオトープ創出」等のために利用される事があるが、「要注意外来生物」を導入することの危険性は大きい。
と説明されています。
黄菖蒲の水沼の縁を好みをり
(きしょうぶのみぬまのはしをこのみをり)
[注・「みぬま」とは古語で、水をたたえた沼、の意]
2
3
黄菖蒲よ引き避くべきや橋の上
(きしょうぶよひきよくべきやはしのうへ)
[注・「ひきよく」とは古語で、避ける、の意]
4
5
6
降るほどに黄菖蒲の艶めきをるや
(ふるほどにきしょうぶのつやめきをるや)
[注・「つやめく」とは古語で、つやつやと見える、つやつやと光る、の意]
7
黄菖蒲の栄耀今にあるなむ
(きしょうぶのえいえういまにあるなむ)
[注・「えいえう」とは古語で、栄華(えいが)、の意]
8
なお、いすれも、市立植物公園・湿性園にて撮影したものです。
1~5の画像は5月24日、晴天のもと
6~8、の画像は
5月26日、雨中に撮影したものです。
(梨雨)