「花譜の館」へようこそ。
南海の紅き珊瑚か紫荊
(なんかいのあかきさんごかはなずはう)
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「花譜の館」へようこそ。
本日(4月23日)は、朝から快晴の天気で、撮影日和でしたが、午後から通院で、撮影とはいきませんでした。
病院から帰宅後、27日に投稿の花を、4月19日に北九州市立白野江植物公園で撮影した、桜の普賢象(ふげんぞう)と決め記事の作成にとりかかり、午後8時ごろ終了しました。
本日投稿の花は、同公園にて4月10、17日に撮影した花蘇芳(はなずおう)です。一見してこれが花かと疑いたくなるもので、まるで珊瑚のようで、投稿については少し躊躇ったものの決行することとし、4月20日に作成し待機させていたものです。
午後8時過ぎに夕食を摂り、前回投稿の鬱金(うこん)の桜の訪問状況をみると、順調で深夜0時には83名で3日連続で80名を越えるものとなりました。
これもひとえに皆様のおかげであり感謝申し上げます。
延べ訪問者数も2万名を突破しました。記念の投稿の花については、一応、牡丹(ぼたん)を考えております。
今所有の画像ではものたらず、補充の必要があります。あとは投稿に耐えうる画像が手に入れることができるかどうかにかかっているところですので少々のお待ちをお願い致します。
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磴道の脇に点綴花蘇芳
(とうどうのわきにてんていはなずはう)
[注・「とうどう」とは階段の登り道、「てんてい」とはところどころに、の意]
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ハナズオウ
インターネットの ウィキペディアフリー百科事典 によりますと
目
マメ・Fabales
科
マメ・Fabaceae
亜科
ジャケツイバラ・Caesalpinioideae
属
ハナズオウ・Cercis
種
ハナズオウ・C.chinensis
学名
Cercis chinensis
Bunge (1833)
英名
hinese redbud
[ハナズオウ]
ハナズオウ(花蘇芳)は中国原産のマメ科ジャケツイバラ亜科の落葉低木で、春に咲く花が美しいためよく栽培される。
高さは2-3mになり、葉はハート形でつやがあり、葉柄の両端は少し膨らむ。早春に枝に花芽を多数つけ、
3-4月頃葉に先だって開花する。花には花柄がなく、枝から直接に花がついている。花は紅色から赤紫(白花品種もある)で長さ1cmほどの蝶形花。開花後、長さ数cmの豆果をつけ、秋から冬に黒褐色に熟す。花蘇芳の名は、花弁の色がスオウ(蘇芳)で染めた色に似ているため。
[ハナズオウ属]
ハナズオウ属は北半球温帯に数種が分布する。地中海付近原産のセイヨウハナズオウ(C.siliquastrum)は落葉高木で高さ10mほどになり、イスカリオテのユダがこの木で首を吊ったという伝説からユダの木とも呼ばれる。このほかアメリカハナズオウ(C.Canadensis)などが栽培される。
と説明されています。
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俳句上
いつもの 花の俳句図鑑 によりますと
季語
紫荊
(はなずおう) (はなずはう)
晩春
蘇枋(すおう)の花
ハナズオウ (マメ科)
[植物・特徴]
中国原産。日本へは江戸時代に渡来し、庭木として栽培されている。葉には光沢がある。4月ごろ、葉に先だって紅紫色の5弁の小花が枝に群れて咲く。
近縁種にアメリカハナズオウとセイヨウハナズオウがある。北米原産のアメリカハナズオウは、花の色が淡くやや小型。西洋ハナズオウはキリストを裏切ったユダが首をくくった木とされ、西洋では「ユダの木」とよばれる。
[歴史・文化]
観賞用のほか、樹皮を煎じて利尿、解毒に用いられるが、薬効は確認されていない。ハナズオウの名は、花の色が蘇枋染めの紅紫色に似ていることから。
名前の由来になったスオウは、同じマメ科の植物でインド・マレーシア原産。古く飛鳥時代に由来し、心材から赤や紫の染料を採った。花は黄色である。
[作句のポイント]
濃い色の花が枝や幹にびっしりと咲く。遠目に見ても鮮やかで美しい。
と説明されています。
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各々の枝は隆々花蘇枋
(おのおののえだはりゅうりゅうはなずはう)
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(梨雨)