一期一会
(３７)
「花譜の館・別館」へようこそ。
今日の花
夏
山百合
(やまゆり)
１
ヤマユリ
(山百合)
別名
エイザンユリ、ヨシノユリ、ハコネユリ、シロユリ、キンセンユリ
学名
Lilium auratum
分類
ユリ科 ユリ属
{基本データ}
園芸分類
球根、山野草
形態
多年草
原産地
本州
(主に中部地方以北、近畿地方にもあるが少ない)
草丈・樹高
１２０～２００ｃｍ
開花期
７月～８月
花色
複色
耐寒性
普通
耐暑性
普通
特性・用途
落葉性・香りがある
{特徴}
日本には１０種以上のユリが自生。
中で園芸的に最も重要なユリの原種がヤマユリだ。
ヤマユリは本州の平地から山地に分布し、
日陰がちの斜面や、明るい林、草原に見られる球根植物。
７月から８月に、
強い香りのある、花径２０ｃｍ強の大きな花を１～１０輪ほど咲かせる。
花弁には白地に黄色い帯状の筋が入り、
えんじ色か紫色の斑点が散る。
まれに斑点のない
「 白星 ( しろぼし ) 」
と呼ばれるものや、
花弁の筋が紅色になった
「 紅筋 ( べにすじ ) 」
などがあり、
少量だが生産され市販されている。
茎は斜めに伸びて高さ１２０～２００ｃｍになり、その先端に開花する。
ヤマユリと同様に栽培できる野生のユリに
カノコユリ ( Lilium speciosum )
や
タモトユリ ( L.nbilissimum )
などがある。
ヤマユリとこれらを交配して、豪華な花を咲かせる園芸品種の系統
オリエンタル・ハイブリッド
がつくられている。
以上【みんなの趣味の園芸・ヤマユリとは-育て方図鑑】による
２
山百合の顔重く聞こえけり
(やまゆりのかんばせおもくきこえけり)
注・それぞれ古語で、
「かんばせ」とは、顔。
「きこゆ(自ヤ下二)」とは、世間で評判になる。世に知られる。うわさされる。有名になる。
の意
３
本ブログの全ての画像は、２０１７年７月２日、福智山ろく花公園の山野草園にて、
ただ１輪、倒れた茎の先に花咲かせていた、今年の一番花を撮影したものです。
本日はお立ち寄りまことにありがとうございました。
梨雨