今日の一景
(422)
「花譜の館・別館」へようこそ。
四季の風景
夏
琉球百合
(りゅうきゅうゆり)
こと
鉄砲百合
(てっぽうゆり)
一発の銃声渡る百合の里
(いつぱつじゅうせいわたるゆりのさと)
1
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テッポウユリ
[鉄砲百合]
学名
Lilium longiflorum Thunb.
英名
Easter Lily
分類
ユリ科 ユリ属
多年生草本球根植物
ラッパに似た形の筒状の花を横向きに咲かせる
{特徴}
丈が 50cm-1m 程度に生長し、
楕円形で長い葉をつけ、葉脈は水平方向に入る。
原産地での花期は 4-6 月で、
茎の頂上に純白で細長い花を横向きにつける。
花長は 10-15cm、直径 5cm ほど、
花弁が6枚あるように見えるが根元でつながっており筒状になっている。
雌雄同花である。
本種は外見・生態状の特徴が近縁種のタカサゴユリに酷似するが、
一般にタカサゴユリよりも小型であり、
葉が太めで、花が白く筋などが入らない点で区別する。
ただし、本種はタカサゴユリとの園芸交雑種が多く、
変異も起きやすいとされ、違いが判別しにくい場合も多い。
{分布}
日本の南西諸島および九州南部が原産で、
本州以東では園芸用に移入されたものが分布する。
沖縄県では自生種が群生する様子が見られる。
以上【フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』】による
畑の隅の賑わい鉄砲百合
(はたけのすみのにぎわいてっぽうゆり)
2
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行は車懸かりか鉄砲百合
(てだてはくるまがかりかてつぱうゆり)
注
本句は、上杉謙信の川中島の決戦で用いたと思われる車懸かりの戦術を題材に作句しました。
「てだて」とは、戦術。
「くるまがかり」とは、上杉謙信が武田信玄との川中島の合戦の際、初めて見せた
陣の回転運動により、敵軍をせん滅せんとする戦法で、
陣形というよりは戦法・戦術とみてとったほうが理解しやすい。
詳細は後述。
3
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4
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車懸かり
の
戦術
後世(江戸時代)では、これを陣形と見る向きもあるが
武田信玄の軍記でもある『甲陽軍鑑』によると、
謙信は、我が味方の備えをまはりて、たてきり、いく度もこの如く候て、
犀川(さいかわ)の方へおもむき候。
[中略]
それは車がかりとて、いくまはりめに旗本と、敵の旗本とうちあはせて、
一戦をする時の軍法なり。
旨、戦法であったことを解説している。
詳細に述べると
謙信とその旗本衆による本陣を中心とし、
各隊が放射状に並び風車のように回転しながら敵に当たるというものである。
つまり、最初に敵に当たった部隊が一旦退くと、
すぐ次に新手の部隊が攻撃する。
これを繰り返すことによって、敵は常に応戦しなければならないが、
自軍は休憩を挟む部隊ができる分有利になる。
もちろんこれも軍そのものが強くなければできないことではある。
静の陣形というより、動の戦術であることは疑いないように思える。
以上【車懸かりは陣形かそれとも戦術か?】参考
5
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ピストル・ライフル・マシンガン・百合白し
(ピストル・ライフル・マシンガン・ゆりしろし)
注
「マシンガン」とは、機関銃。
の意
6
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本ブログの全ての画像は、福智山ろく花公園にて撮影したものです。
撮影日は
4(再掲出)が、2015年6月21日
3、6が、2016年6月18日
1、2、5が、2017年6月18日
です。
本日はお立ち寄りまことにありがとうございました。
梨雨