今日の一句
(96)
「花譜の館・別館」へようこそ。
杏子
(あんず)
のような
実梅
大分
の
県花・県木
実梅
豊 後
(ぶんご)
1
2
3
実梅
豊 後
(ぶ ん ご)
学名
Prunus Mume
`Bungo'
ブンゴ
淡紅色大輪、果実用
園芸品種
ウメ / バラ科
大分県ホームページ -大分県の県花・県木について によりますと
大分県の県花・県木について
県花・県木になった理由
豊後梅は、
NHKが第29回放送記念日に゛郷土の花゛として選定(昭和29年4月1日)、
その後大分国体実行委員会において県の花として国体マークに使用し、
以後県花として認められています。
県木については、昭和41年8月16日に豊後梅を県木として制定しました。
豊後梅の歴史
豊後梅は、その名の示すように豊後(大分県)に発祥し、
古くから豊後の名産として知られていました。
徳川初期の1681年に出た水野元勝の「花譜綱目」にさの名が見られ
当時から相当広く世に知られていたと考えられています。
また、豊後杵築藩主松平家から毎年将軍家に大梅の砂糖漬けが献上されており
その美味なことと、果実の大きなこと、
更に花の優美なことで非常に珍重されました。
豊後梅の特徴
豊後梅は他の梅と異なる次のような特性をもっています。
イ
豊後梅はウメの一変種であって、一般に大型の果実をつける、
いわゆる
「大梅」の一種として知られています。
ロ
開花期は普通の梅より20日ないし30日遅く、
おおむね3月の上旬から中旬にかけ、
八重咲き(重弁)のみごとな花をさかせ、大輪で淡紅色をおびています。
その花は清楚でかつ優美であり観賞用として広く県民に愛されています。
ハ
果実は1個40~60グラム、直径4~5センチで、果肉厚く種子が小さい。
食用として酸味が少なく、梅干のほか菓子その他に加工して珍味です。
しかし、豊後梅は他花受粉であり、
かつ花粉が少ないので結実が乏しく生産量は少ないです。
二
枝条が太く、また、古木になると主幹の下部に様々の形をした瘤ができます。
旨、解説されています。
4
山脈の翠黛本の豊後梅
(やまなみのすいたいもとのぶんごうめ)
注・
「やまなみ」とは、山の連なり。連山。
「もと」とは、山ろく。麓(ふもと)。
「すいたい」とは、みどりのまゆずみ。また、その黛で描いた美しいまゆ。
の意
5
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花弁の鴇色淡き豊後梅
(はなびらのときいろあはしぶんごうめ)
注
「ときいろ」とは、トキの羽に似た薄い桃色。鴇羽色。
の意
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本ブログの全ての画像は、今月(2017年2月)
北九州市総合の農事センターの白洲(しらす)梅園にて撮影したてものです。
撮影日は、
2、3が、15日、
1、4~11が、25日
です。
ご完読まことにありがとうございました。
梨雨