「花譜の館」へようこそ。
千成りの鈴りんりんと花万朶
(せんなりのすずりんりんとはなばんだ)
[注・「せんなり」とは古語で群生、「はなばんだ」とは桜に関する季語で、
花が多くついてたわわになっている枝、の意]
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「花譜の館」へようこそ。
本日(3月13日)は、朝から鈍色の雲が空いっぱいに立ち込めていました。
窓から外を見ると、地面が濡れており、夜中に雨が降ったようです。
本日のテーマの花は、3月3、6、8日と市立白野江植物公園にて撮影し続けた、寒緋桜(かんひざくら)です。
本日は、午後から銀行、郵便局へと廻りました。4月1日の消費税増税に伴い郵便料金改定の新料額の普通切手が3月3日に発行されました。それは 2円、52円、82円、92円、205円、280円、310円、の各普通切手と52円、82円、92円の各慶事用普通切手と、52円の弔事用普通切手です。人気は2円の可愛いウサギをデザインした、背景が藤色の切手に集中しているようです。問題なのは3月31日をもってなくなる切手で、私はストックブックを持参し照らし合わせて見ました。無くなるのは、70円、80円、90円、110円、130円、160円、200円、270円、300円、350円2種、420円、の各普通切手、80円切手帳、50円、80円、90円の慶事用普通切手、50円の弔事用普通切手で、すべて持ち合わせておりました。3月3日に発行される増税用切手の命も短いものとなりそうです。というのもすぐに消費税が10パーセントに上がるからです。記念切手はみなが収集して持ち合わせるもので減りませんが、普通切手は使用が目的の切手ですので、未使用切手が少なくなり、プレミアもつき、後の収集に困難を極めます。郵便局に居座っての点検で暇がつぶれた1日でした。
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カンヒザクラ
インターネットの ウイキペディアフリー百科事典 によりますと
目
バラ・Rosales
科
バラ・Rosacease
属
サクラ・Cerasus
学名
Cerasus cerasoids (D.Don) S.Ya.Sokolov var.
campanulata (Maxim.) X.R.Wang et
C.B.Shang,1998
シノニム
Prunus cerasoides D.Don Var.canpanulata
(Maxim.) Koids.,1910
和名
カンヒザクラ(寒緋桜)
英名
Taiwan cherry
[カンヒザクラ]
カンヒザクラ(寒緋桜)はバラ科サクラ属の植物。サクラの原種の一つ。旧暦の正月あたりに咲くことからガンジツザクラ(元日桜)と呼ばれることもある。ヒカンザクラ(緋寒桜)と呼ばれることもあるが、ヒガンザクラ(彼岸桜)と混合されやすいため、近年はカンヒザクラと呼ばれることが多い。別名タイワンザクラ(タイワンザクラ)、ヒザクラ(緋桜)とも言う。
[分類]
サクラの属名は日本では長い間Prunus、和名ではスモモ属とする分類が主流だったが、昨今の研究ではCerasus(サクラ属)とするものがある。日本では前者、分けてもサクラ亜属(subug.Cerasus)とするものが多かったが、近年は後者が増えてきている。しかし、Cerasusとすることで決着した訳ではない。
[特徴]
落葉喬木で、葉は互生。葉は秋になると紅葉する。
釣鐘状の花が特徴で、学名の種小名canpanulataは「カンパニュラの様な」と言う意味で、キキョウ科ホタルブクロ属(Campanula、カンパニュラ)の花が下向きに咲く所になぞらえて名付けられた。中国語でも「鐘花櫻花」と呼ばれる。花の色は白から濃い桃色まで様々な固体差がある。おおよそ1月から2月上旬にかけてが開花期となる。花の大きさは1.5~2.5cm程度。樹高は5m程度。この早咲きの特性と、下向きに花が咲く性質が、他のサクラと交配した時に影響を与え、各地で優秀な園芸品種が出来ている。その中でも有名な物は、このサクラとオオシマザクラの自然雑種、サトザクラ「河津桜」が近年、有名になり観光名所に植えられている。
[分布]
中国南部から台湾にかけて分布する桜である。台湾では主に「山櫻花」と呼ばれ、海抜500~
2200mの山地に自生するが、この語は中国大陸では主にCerasus serrulataを指す。
日本では園芸品種とされるが、主に沖縄県で野生化し、沖縄で「桜」と言えばこのカンヒザクラを指す。また沖縄県や鹿児島県奄美地方でのサクラの開花予想及び開花宣言はこのカンヒザクラの開花に対して発表される。沖縄では1月~2月に開花し、また、関東地方より南でも植えられており、2月から3月にかけて花を咲かせる。
[利用]
観賞用に植樹されるほか、台湾では紅色で卵形の果実(サクランボ)を「山櫻桃」と呼び、砂糖、塩、甘草などを加えて煮詰めて、保存食や土産品としたり、ジャムにしたりする。花びらも塩漬けにして、スープや菓子の彩に使われる例がある。
[ヒカンザクラ群]
この種に近いとされるサクラはヒカンザクラ群と呼ばれる。ヒカンザクラ群には以下のような以下のような種類が含まれる。
アタミハヤザキ(熱海早咲)
イズタガアカ(伊豆多賀赤)
オオカンザクラ(大寒桜)
オカメザクラ(阿亀桜)
カワヅザクラ(河津桜)
カンザクラ(寒桜)
ケイオウザクラ(啓翁桜・東海桜・岳南桜)
シュゼンジカンザクラ(修善寺寒桜)
タイリョウザクラ(大漁桜)
ツバキカンザクラ(椿寒桜)
ハツミヨザクラ(初御代桜)
ミョウショウジ(明正寺)
ヨウコウ(陽光)
ヨコハマヒザクラ(横浜緋桜)
リッシュンカンザクラ(立春寒桜)
リュウキュウカンザクラ(琉球寒緋桜・琉球緋桜)
と説明されています。
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諍ひはカメラの座なり花より鳥
(いさかひはかめらのくらなりはなよりちょう)
[注・それぞれ古語で、「いさかひ」とは喧嘩、「くら」とは場所、の意]
毎年、桜に来るメジロの撮影のため、カメラの三脚の放列ができるのだそうてすが
いい場所取りで、乱闘劇があるとのことです。
公園側もなるすべなく放置しているとのことですが、
野鳥公園ではなく、植物公園と銘うっているかぎりは、整理員なり、ガードマンなりを
置くなりして、対策を打っていただきたいものです。
純粋に植物を鑑賞に来ている者にとっては大迷惑なことです。
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花燃えて空も茜や四季の丘
(はなもえてそらもあかねやしきのおか)
[注・「あかね」とは赤根の意でつる草の名。根から赤色の染料をとる、ことからあかねいろ、の意も兼ねる]
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寒緋桜については、鎮国寺の「熱海緋寒桜(あたみひかんざくら)」で大作を投稿しております。
参照して頂き比較してもらえば幸いかと思います。
(梨雨)