今日の一句
(14)
紅葉
(もみじ)
Ⅲ
河内藤園
の
楓
(かえで)
2
シリーズ
Ⅳ
1
歳時記の栞に拾はむ散紅葉
(さいじきのしをりにひろはむちりもみぢ)
[注・
「さいじき」とは
一年中の季節に応じた祭事、行事などの解説を記した書。
俳句の季語を四季順に整理、分類して解説、例句を載せた本。季寄せ。
「しをり」とは
ここでは、書物にむ挟み込んで目印とするもの。
散紅葉
(ちりもみぢ)(ちりもみじ)
「ちりもみぢ」とは
紅葉散る
(もみぢちる) (もみじちる)
から派生した冬11月の季語
「紅葉且散る」は秋季であるが、時雨にあい、北風にあいして、本格的に散るのは初冬である。
その散るさまも、地上に散り敷いたさまも美しい。
2
本ブログは全て、先月(11月)22日に、北九州河内藤園にて撮影したものです。
以上「花譜の館・別館」より
ご完読ありがとうございました。
梨雨