今日の一景
(335)
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四季の風景
冬
サフラン
1
サフラン
インターネットの 【かぎけんWEB】 によりますと
サフラン
(Saffron)
サフランとはユリ目アヤメ科クロッカス属サフラン種の球根植物です。
一般名
サフラン(Saffron)
学名
Crocus sativus
別名
Saffron crocus
( サフランクロッカス、花 ) 、Saffron ( 香辛料 )
分類名
植物界、被子植物門、単子葉植物綱、ユリ目、アヤメ科、クロッカス属、サフラン種
原産地
園芸品種
( 原種はギリシャ )
草丈
20㎝
生活型
球根
葉形
肉厚で線形
葉色
緑
葉数
10枚
花色
紫
花径
8cm
花冠形
漏斗状
開花期
10~11月
雌蕊
1
花柱
鮮紅色で3裂
雄しべ数
3
用途
香辛料と薬用 ( 花柱 )
鉢植え、花壇
特記
黄色色素はクロチン、芳香成分はサフラナール
薬用しては鎮静効果あり
サフラン ( Saffron )
サフラン ( Saffron ) とは、秋、クロッカスに似た花を咲かせる ユリ目アヤメ科クロッカス属サフラン種の球根植物です。
原種はギリシャ産ですが、現在植栽されているものは園芸品種です。草丈は低く松葉のような葉が10程生えた中から短い茎を伸ばし比較的大きな花を咲かせます。雌しべの花柱は鮮紅色をして3裂しており、乾燥させたものは同じくサフランという名で 高価な香辛料や薬として珍重されます。
乾燥させたサフランは水に浸すと特有の香りのある黄色い着色料となり、スペインの飯料理 「 バエリャ 」 や、モロッコ料理の 「 クスクス 」 に使われます。
似た花に コルチカム ( Colchicum ) = イヌサフラン ( 犬Saffron )があります。
旨、解説されています。
2
俳句上
蔵書の 草木花・歳時記・冬 によりますと
季語
洎夫藍
(さふらん)
秋
サフランの花(はな)
サフラン アヤメ科
秋も半ばを過ぎるころ、松葉を束ねたような葉の間から、紫色で少し淡い色の筋の入った6弁花を咲かせ、芳香を放つ。直径3センチぼの花の中心には、糸状に分れた真紅色の3本の雄しべがある。これを鎮痛、鎮静、健胃などの薬用、または料理や染料にも用いる。ヨーロッパ南部では古くから栽培が行われ、クレタ島ては紀元前15世紀の遺跡の壁画には採取の様子が描かれている。
サフランの雌しべは、乾燥させて高値で取引される。これもサフランとよび、ブイヤベースなどの香辛料として使われる。これが日本名となった。春咲きのクロッカスを 「 花サフラン 」 よぶのは、このサフランが薬用として渡来していぬことを示唆している。日本への渡来は、幕末の文久年間 ( 1861~64年 ) という記録がある。
球根植物で、原産地は南ヨーロッパあるいは小アジアとされる。観賞用には鉢植えや水栽培で楽しむ。球根は白い繊維状の皮に包まれており、秋口に植えて花をながめ、葉は春まで残るが、夏には枯れて休眠する。
旨、解説されています。
サフランの赤き糸やも蕊探る
(さふらんのあかきしいとやもしべさぐる)
[注・それぞれ古語で
「やも」とは係助詞で、・・・(であろう)か(いや、・・・ない)。
接続は種々の語につく。語法はこの語を受けて文を結ぶ活用語は、連体形になる。
「さぐる」とは目に見えない物を指などの触覚でさがしたり、形を調べたりする。の意]
3
君と乾杯サフランのグラスして
(きみとかんぱいサフランのグラスして)
[注・「して」とは古語の格助詞で
手段、方法を示す。・・・で。・・・でもって。の意]
4
本ブログの画像は本年11月、いずれも福智山ろく花公園にて撮影したもので
4、は8日、水車小屋付近にて
それ以外の、1~3については 15日、芝生広場の脇にて、萎れかかったものを
撮影したものです。
なお、同公園にて昨年11月8日に撮影し、13日に
四季の風景・冬-サフラン-今日の一景(153)-福智山ろく花公園
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ご完読まことにありがとうございました。
梨雨