今日の一景
(315)
「花譜の館・別館」へようこそ。
四季の風景
秋
竜胆
(りんどう)
竜胆や峠の空は日本晴れ
(りんどうやとうげのそらは日本晴れ)
1
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リンドウ
インターネットの みんなの花図鑑 によりますと
リンドウ
[竜胆]
学名
Gentiana scabra var. buergeri
分類
リンドウ科 リンドウ属
開花時期
9~11月
花の色
青、紫
名前の読み
りんどう
分布
日本固有種
本州から沖縄にかけて分布
生育地
山野
植物のタイプ
多年草
大きさ・高さ
30~100センチ
花言葉
あなたの悲しみに寄りそう
花の特徴
茎の先や上部の葉の脇に青紫色をした鐘形の花を開く。花冠は長さ4センチから5センチで、先が5つに裂ける。花は日が当たると開き、翳るとしぼんでしまう。
葉の特徴
葉は披針形で向かい合って生え ( 対生 ) 。少しざらつく。
実の特徴
花の後にできるさく果 ( 熟すると下部が裂け、種子が散布される果実 ) である。
その他
分類上は、朝鮮竜胆 ( チョウセンリンドウ )の変種とされている。
旨、解説されています。
2
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リンドウを語る時、亡き島倉千代子さんが唄った りんどう峠 を忘れるわけにはいきません。
慎んで哀悼の意を表します。
1957年1月
りんどう峠
歌手 島倉千代子
作詞 西条八十
作曲 古賀政男
りんりんりんどうの 花咲くころサ
姉サは馬コで お嫁に行った
りんりんりんどうは 濃むらさき
姉サの小袖も 濃むらさき濃むらさき
ハイノ ハイノ ハイ
りんりんりんどうの 花咲く峠
姉サは馬コで あとふりかえる
姉サに行かれて なんとしょう
いっしょに柴刈る ひとも無いひとも無い
ハイノ ハイノ ハイ
りんりんりんどうは 小雨に濡れる
わたしゃ別れの 涙でぬれる
りんりん鳴るのは 馬の鈴
姉サは峠に 消えてゆく消えてゆく
ハイノ ハイノ ハイ
りんどうや姉さの小袖も濃紫
(りんどうやあねさのこそでもこむらさき)
りんどうや姉さは馬こで振り返る
(りんどうやあねさはうまこでふりかえる)
りんどうや濡らすは小雨いや涙
(りんどうやぬらすはこさめいやなみだ)
以上三句は、唄「りんどう峠」に、専属し、私には著作権のないことを表します。
竜胆の一輪欠けて失望す
(りんだうのいちりんかけてしつぼうす)
俳句上
蔵書の 草木花・歳時記・秋 によりますと
季語
竜胆
(りんどう) りんだう)
笹竜胆
(ささりん゛う)
リンドウ リンドウ科
秋の高原に咲く花でしんがりをつとめるのがリンドウである。晩秋の日に映えて枯れそめた野に開く紫のの花は、ひときわ目を引く。とはいえ、この花は曇れば閉じ、日がかげっても閉じてしまうので、開ききった花に出会える機会は少ない。
高さ20~100センチの多年草で、花期は9~11月。地下茎は古い部分が次々と朽ちるので、残っている部分は3~4分しかなく、意外に短いが、ここんら太いひものような根がいくつも出てくる。根は噛めばたいへん苦く、漢方では龍膽 ( りゅうたん ) とよんで胃腸薬に使われる。リンドウの名は、この龍膽の読みから来たもので、花を指す名ではない。
日本ではリンドウの仲間はエゾリンドウ、オヤマリンドウなど10数種がある。ササリンドウはリンドウの白花品。
旨、解説されています。
3
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本ブログの画像は全て、本年10月3日、福智山ろく花公園にて撮影したもので、
園芸品種
で
甘木竜胆
心美(ここみシリーズ)
静
(しずか)
です。
ご完読ありがとうございました。
梨雨