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春のバラシリーズ・Ⅵ・2015-玫瑰(はまなす)・2015-今日の一景(271)-グリーンパーク(春のバラフェア)

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今日の一景
(271)

花譜の館・別館」へようこそ。

バラシリーズ

玫瑰
(はまなす)


玫瑰の薔薇と違ふ哀れかな
(はまなすのさうびとちがふあはれかな)
[注・それぞれ古語で、「さうび」とはバラ。「ちがふ」とは別にする。異なる。違う。「あはれ」とは趣。風情。の意]
原句は口語調で
趣きを一線画して浜瑰の花
です。


イメージ 1



浜茄子
(ハマナス)
投稿にあたって

何故バラ園に?

   北九州市若松区の響灘緑地の、グリーンパークで毎年開催の 「 春のバラフェア 」 でこのハマナスを初めて見たのが昨年のことでした。隅に植えられているこの花を見て、その時はハマナスではと思いつつもバラフェアに鑑賞させるだろうかと半信半疑で撮影し帰宅して調べたところ、ハマナスはバラ科バラ属の純粋なるバラだということが解りました。バラフェアに並べるのも理解できました。できることならば主催者にプレートを表示していただければ幸いに思う次第です。他のバラと比べると趣きが違います。ハマナスは、日本にも自生する、知る人ぞ知る、和風の名花だということは歴然としています。今年5月24日に行った際にも、観客の中には何というバラだろうかという不審な顔をして注目している者が多くいました。私はハマナスだということを教えてあげましたが、怪訝な顔は変わりませんでした。できることなら、管理者に対し、プレートを付けて、このハマナスを園内の「和風庭園」に移植していただきたい、とそう思う次第です。  


イメージ 2



ハマナス

インターネットの ウィキペディア・フリー百科事典 によりますと

バラ・Rosaes
バラ・Rosaceae
バラ・Rosa
ハマナス・R.rugosa
学名
Rosa rugosa Thunb
和名
ハマナス
英名
Ramanas Rose
Rugosa rose
Japanese rose

ハマナス
   ハマナス ( 浜茄子、浜梨、玫瑰 ) は、バラ科バラ属の落葉低木。夏に赤い花 ( まれに白花 ) を咲かせる。根は染料などに、花はお茶などに、果実はローズヒップとして食用になる。晩夏の季語。

特徴
   東アジアの温帯から冷帯にかけて分布する。日本では北海道に多く、南は茨城県、島根県まで分布する。主に海岸の砂地に自生する。

   1-1.5mに成長する低木。5-8月に開花し、8-10月に結実する。

   現在では浜に自生する野生のものは少なくなり、園芸用に品種改良されたものが育てられている。

   果実は、親指ほどの大きさで赤く、弱い甘味と酸味がある。芳香は乏しい。ビタミンCが豊富に含まれることから、健康茶などの健康食品として市販される。のど飴など菓子に配合されることも多いが、どういう理由によるものかその場合、緑色の色付けがされることが多い。中国茶には、花のつぼみを乾燥させてお茶として飲む玫瑰茶もある。

名の由来
   「ハマナス」の名は、浜(海岸の砂地)に生え、果実がナシに似た形をしていることから「ハマナシ」という名が付けられ、それが訛ったものである。ナス ( 茄子 ) に由来するものではない。アイヌ語では果実をマウ ( Maw ) 、木の部分をマウニ ( Mawnni ) と呼ぶ。

品種について
   バラの一種であり、多くの品種が存在する。北米では観賞用に栽培される他、ニューイングランド地方沿岸に帰化している。イザヨイと呼ばれる園芸品種は八重化 ( 雄蕊、雌蕊ともに花弁化 ) したものである。

   ノイバラとの自然交雑種にコハマナスがある。

   このほかシロバナハマナス、ヤエハマナス、シロバナヤエハマナスなどの品種がある。

   バラの品種改良に使用された原種の一つで、ハマナスを交配の親に使用した品種群を「ルコザ系」と謂う。

ハマナス油
   ハマナスの花を石油エーテルで抽出し、アルコール処理して得られる精油はフェネチルアルコール、グラニオール、シトロネール、リナロール、ベンジンアルコール、シトラールなどを含み、芳香を持つ。ハマナス油はダマスクローズオイルの代用品として化粧品などに用いられるが、ハマナス自体から感じる芳香は、葉から生じるセスキテルペンアルコールも寄与する。

名所
   日本においては、ハマナスは北海道襟裳岬や東北地方の海岸部、天橋立などが名所として知られている。

都道府県の花に指定
   北海道

旨解説されています。



イメージ 3


 
蔵書の 草木花・歳時記・夏 によりますと

季語
玫瑰
(はまなす)

ハマナス  バラ科

玫瑰の丘を後にし旅つゞく
虚子

   北国の砂浜に、延々と続くハマナスの群落は、次から次へと濃紅紫色の大きな"バラ"の花を咲かせて、浜辺の夏の風物詩を作り出す。別名をハマナシといい、ハマナスは浜梨がなまったもので浜茄子 ( はまなす ) ではないという。玫瑰は中国名。初め橙黄色、やがて下向きになって真っ赤に熟れる果実は、ナシというよりもトマトのようだ。ただし、トマトと違ってヘタは実の先にあり、実は雌しべを包む花床筒 ( かしょうとう ) が熟したもので、雌しべが熟したものではない。

   高さ30~150センチの落葉低木で、よく枝分かれしてブッシュをつくる。枝には鋭い棘が多く、葉は羽状複葉で、小葉の表面は脈が強く凹み、裏には軟毛渡と腺毛が密生する。花期は6~7月。南に行くほど分布は断続的になり、群落も小さくなって、太平洋側では茨城県の鹿嶋市、日本海側では島根県が南限となる。東アジアに広く分布する。

旨解説されています。



イメージ 4


はまなすのバラ園に生りて類なる
(はまなすのばらえんになりてたぐひなる)
[注・「たぐひ」とは古語で、同じようなもの。同類。の意]


イメージ 5

なお、
2013年5月6日
庭園 「 芦屋釜の里 」 にて撮影の浜茄子 ( はまなす )
URL
にて投稿しています。
宜しければ
クリックしてご覧ください。
ご完読ありがとうございました。
梨雨


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