今日の一景
(188)
「花譜の館・別館」へようこそ。
四季の風景
冬
山茶花
(さざんか)
Ⅱ
山茶花の体を削りて花散らす
(さざんくわのたいをけづりてはなちらす)
[注・「たい」とは古語で、からだ、の意]
1
サザンカ
インターネットの 科技研 によりますと
一般名
サザンカ
(山茶花)
学名
Camellia sasanqua
別名
イワハナビ(岩花火) ヒメツバキ(姫椿) ヤブサザンカ(藪山茶花)
科・属名
ツバキ科 ツバキ属
原産国
日本
樹高
50~1200cm
開花期
10月~翌年2月
花色
桃・赤・白
花径
5~7cm
山茶花(サザンカ)は、花のない時期に咲く貴重なツバキ科ツバキ属の耐寒性常緑高木です。花色には桃色、赤、白等があます。同属同科の ツバキ(椿) と似ており、見分け方が難しいものです。
サザンカは、葉縁がギザギザしており、花弁がバラバラに散るので、地面に落ちた花で確認するのも一つの方法です。サザンカも、ツバキと同様に、実がなり、油も採取されます。
と説明されています。
2
3
ちらほらと山茶花渓に舞降る
(ちらほらとさざんくわたににまひくだる)
4
山茶花を見らば焚火を思ふべし
(さざんくわをみらばきびをおもふべし)
解釈
山茶花を見れば 焚火 を連想するだろう
5
6
7
8
9
山茶花や今日は風無き四季の丘
(さざんくわやけふはかぜなきしきのおか)
10
御完読ありがとうございました。
(梨雨)