Quantcast
Channel: 花譜の館
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1281

四季の風景・冬-シクラメン-今日の一景(151)-福智山ろく花公園

$
0
0
今日の一景
(151)
 
花譜の館・別館」へようこそ。
 
四季の風景
 
シクラメン
 
シクラメン母の胸分け憎からず
(しくらめんははのむねわけ憎からず)
[注・それぞれ古語で、「むねわけ」とは心、思い、「にくからず」とは好ましい、の意]
 
 
イメージ 1
 
 
 
シクラメン
 
 
 
インターネットの みんなの花図鑑 によりますと
 
 
学名
Cydamen persicum
分類
サクラソウ科  シクラメン属
開花時期
10~4月
花の色
白、ピンク、赤、紫
名前の読み
しくらめん
分布
地中海沿岸地方、西アジア
生育地
鉢植え、庭植え
植物のタイプ
多年草
大きさ・高さ
10~40センチ
花言葉
内気、遠慮
誕生花
11月26日
 
花の特徴
   花は茎先に1輪ずつ咲く。花の色は、赤、白、紫色、ピンクなとのものがあり、クリーム色のものも作出されている。花冠は5つに裂ける。萼片は5枚である。雄しべは花冠のつけ根の部分に合着していて短い。園芸品種では、グラデーションのかかるものゆ多弁咲きのものなどが開発されている。
 
葉の特徴
   根際から生える葉には長い柄があり、心臓形ないし円形である。葉の表面には斑が入り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
 
実の特徴
   花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
 
この名について
   属名の Cydamen はギリシャ語の「Cyklos (円) 」からきている。球形に近い球根の形からつけられた名である。種小名の persicum は 「ペルシャの」という意味である。
 
その他
   和名はカガリビバナ(篝火花)という。反り返る花びらの様子などから名づけられたものであろう。命名者は牧野富太郎博士である。別名をブタのマンジュウという。これは英名の sowbred (雌豚のパン)を訳して名づけられたものである。どちらも現在ではほとんど使われることがない。ヨーロッパで品種改良、日本へは明治時代の末期に渡来した。現在では鉢植え植物のトップクラスに成長している。また、寒さに強く屋外に植えられる品種も開発され、ガーデンシクラメンとして普及している。俳句の季語は春である。赤のみの花言葉は「嫉妬」・白のみの花言葉は「清純」。
 
と説明されています。
 
 
イメージ 2
 
 
 
 
インターネットの
ガーデンシクラメンの育て方-ガーデニング花図鑑
シクラメン と ガーデンシクラメン と ミニシクラメン の違い
(抜粋)
によりますと
 
シクラメン
シクラメンは冬の女王といわれる花鉢の定着。価格は1000円くらいから5000円以上のものもあのますが、
おすすめは3000円前後。
2000円と3000円では見た目に違いがないように思えますが、葉っぱの数と花の数がぜんぜん違います。
このバランスがもっともよいのが3000円です。あくまで花屋の一般論で。
 
ガーデニングシクラメン
シクラメンの寒さに強いものが交配して作った品種。
霜にあたっても枯れませんので冬のガーデニングの定着。
ただしマイナス5度以下になると枯れます。
 
ミニシクラメン
シクラメンを小さく仕立てたもので、
見た目がガーデニングシクラメンと同じなのですが、霜に当たると枯れます。
 
注意
シクラメンは大鉢ですから、一目で分りますが、
ガーデンとミニは見た目にには一緒。
タグがあって、それを見て「ああガーデン」だなと分る程度。
ガーデンのタグが無いならミニと思うべき
ガーデンシクラメンは、その名がいわばブランドのようなもの。
霜に当たらないことがメリットであ、主張した点。
農家はガーデンには必ずガーデンのタグをつけます。
つまりタグが無ければ霜に当たったら枯れると考えましょう。
 
と説明されています。
 
シクラメンちろりちろりと燃え尽きぬ
(しくらめんちろりちろりともへつきぬ)
[注・「ちろりちろり」とは古語で、ちらりちらり、の意]
 
 
イメージ 3
 
 
 
イメージ 4
 
 
 
イメージ 5
 
 
 
俳句上
 
蔵書の 草木花・歳時記・春 によりますと
 
季語
シクラメン
篝火花(かがりびばな) 豚の饅頭(ぶたのまんじゅう)
 
シクラメン   サクラソウ科
 
   早春の室内や窓辺を飾る鉢植えの草花。品種改良や栽培技術の開発で年々早咲きとなり、今ではクリスマスから年末、正月用の花として人気が高い。地表に露出する丸い球茎(きゅうけい)からたくさんの葉を茂らせ、その中心部から次々と赤い花が伸びて咲く様子から、日本ではカガリビバナの名がついた。シクラメンは学名からの英名。原産地の地中海東部沿岸では、野生のブタが丸い球茎を食べるとされ、そのような意味を持つ現地名から訳されたブタノマンジュウという別名もあるが、このおしゃれな花には不似合いだ。
   寒さと蒸し暑さに弱い乾燥地帯の多年草で、現地では夏の乾燥期には球茎だけとなって休眠してしまう。したがって日本の営利栽培では、夏は高冷地で休眠させずに育て、冬は暖かい温室に入れて早く開花させている。
   品種改良が進み、波打った花形のものや香りのあるミニ・シクラメンという小型の系統、また花色も白、赤、桃色、紅紫色なとがあり、手入れがよければ暮れから5月まで、絶えることなく咲き続ける。雨に当てず、涼しく夏越しさせると、秋には再び葉が茂って育ち、翌春には2回目の花を眺められる。 < 鳥居恒夫 >
 
と説明されています。
 
 
 
イメージ 6
 
 
 
 
イメージ 7
 
 
 
 
 
シクラメン真綿色して清々し
(シクラメンまわたいろしてすがすがし)
[注・皆様ご存じの1975(昭和50)年小椋桂・作詞作曲の
「シクラメンのかほり」
の歌詞の冒頭部
真綿色したシクラメンほど清(すが)しいものはない
を参考にさせていただきました。
この曲は、布施明が唄って、同年のレコード大賞を受賞しました。]
 
 
イメージ 8
 
 
 
ご完読ありがとうこさいました。
画像の
1、2、3、8、はガーデンシクラメン
4、5、6、7、はミニシクラメン
です。
なお、
かってながら
本日は朝から1日かかる大腸ポリープ内視鏡検査のため
明日の更新はお休みとさせていただきます。
(梨雨)
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1281

Trending Articles