今日の一景
(116)
「花譜の館・別館」へようこそ。
北九州
の
近代化遺産
九州鉄道記念館
の
展示車両
(静態保存)
日本国有鉄道
C59 1 号
蒸気機関車
花
は
赤いカンナ
1
カンナ
蔵書の 草木花・歳時記・秋 によりますと
季語
カンナ
花カンナ(はなかんな) 檀特(だんどく)
九州の南部では野生化しているというダンドクは、日本に最初に入ったカンナで、江戸時代には栽培されていた。花は筒状で、『資源植物事典』は「痩長な花穂に貧弱な赤色花を開く」と冷淡である。観賞用としては消えたらしい。カンナの仲間は中南米原産とされる。
現在よく見られるカンナは、ヨーロッパで改良された園芸種のハナカンナである。1850年ごろに花が大輪のフランス系、1890年ごろにより大輪でランの花形のイタリア系が作られ、日本へは明治末期に渡来した。高さ1~2メートルの大型の多年草で、広く大きな葉は冬には枯れる。花は直径10~15センチ、紅色と黄色が多く、6本ある雄しべのうちの3本が花弁化している。花期は長く、晩夏から11月ごろまで咲き続ける。公園や道路わきの植え込みなどにはよく見かけるが、日本庭園には少ない。ちまちました盆栽的な庭には適さないのかもしれない。根茎(こんけい)を食用とするショクヨウカンナ栽培試験が、かつて沖縄県の西表(いりおもて)島で行われていたが、近ごろ消息を聞かない。 < 鈴木俊策 >
と説明されています。
2
日本国有鉄道
C59 1 号
蒸気機関車
製造初年
1941
制作社等
汽車製造会社
特徴
東海道、山陽本線の主力機関車として誕生。
昭和31年に門司に配置され、昭和37年には、熊本に転属。
この年に誕生した熊本初の特急「みずほ」も牽引しています。
昭和40年の熊本電化が完成した時点で、本線用で軸重が重く転属先がないことから廃車となりましたが、
この車両は準鉄道記念物として小倉工場で展示保管されていました。
廃車までに地球62周分を走行しています。
走行は地球62周カンナ咲く
(そうこうはちきゅうろくじゅうにしゅうカンナさく)
3
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花カンナ男の背中見せて去る
(はなカンナおとこのせなかみせてさる)
7
激動の名機燃え尽きカンナ咲く
(げきどうのめいきもえつきカンナさく)
8
ご完読ありがとうございました。
(梨雨)