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大型航海練習帆船の寄港-初夏・帆を下した日本丸Ⅱ世号-今日の一景(94)-門司区西海岸

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今日の一景
(94)
 
花譜の館・別館」へようこそ。
 
大型航海練習帆船
寄港
 
帆を下した
日本丸Ⅱ世号
 
 
栄光の日本丸に青葉潮
(えいこうのにっぽんまるにあおばしほ)
季語
青葉潮
(あおばしお)
青葉潮とは5月の潮のことである。
 
 
 
 
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日本丸
(にっぽんまる)
Ⅱ世号
 
インターネットの ウィキベデイアフリー百科事典 によりますと
 
日本丸
二世号
 
主要緒元
船種
(帆走型式)
4檣パーク型帆船
総トン数
2570トン
全長
110.09m
全幅
13,80m
メインマスト高
43.5m
(線楼甲板からの高さ)
東京港レインボーブリッジをくぐれる最大高さに設計されたと言われている
喫水
6.57m
総帆数
36枚
(横帆18枚、楯穂18枚)
最大登載人員
190名
ディーゼル機関(2基)による機走可能
主機型式
ダイハツ
右舷機 : 6DSMB-28NS
左舷機 : 6DSMB-28NSL
マストが船底まで貫通しているため主機を中心に配置することができない  
 
   日本丸(にっぽんまる)の後継として、1984年(昭和59年)に日本丸Ⅱ世が就航した。日本丸二世は帆装艤装設計から制作まで、すべて日本国内で行われた初の大型帆船である。住友重浦賀工場で建造された。
 
   先代の日本丸に比べて帆走性能が大幅に向上しており、世界でも有数の高速帆船として名を連ねている。その年で最速の帆船に贈られる「ボストン・ティーポットトロフィー」を1986年(昭和61年)、1989年(平成元年)、1993年(平成元年)、1993年(平成5年)と3回受賞している。
 
   なお、日本丸Ⅱ世と姉妹船の海王丸Ⅱ世(1989[平成元年]就航)を見分けるための大きな違いは、舳先にある船首像てある。日本丸Ⅱ世の船首像は手をあわせて祈る処世の姿をしており、「藍青(らんじょう)」と名づけられている。海王丸Ⅱ世の船首像は横笛を吹く女性で、「紺青(こんじょう)」名付けられている。
 
と説明されています。
 
 
 
停泊の4本マスト夏の海
(ていはくのよんほんマストなつのうみ)
 
 
 
 
 青潮や枠をはみ出て日本丸
(あをしほやわくをはみでてにっぽんまる)
 
 
イメージ 2
 
 
 
 
イメージ 3
 
 
 
夏潮や艫に掲げし日章旗
(なつしほやともにかかげしにっしょうき)
[注・「とも」とは古語で、船尾、の意]
 
 
イメージ 4
 
 
 
 
イメージ 5
 
 
全て、2012年5月28日に撮影したものです。
ご完読ありがとうございました。
(梨雨)
 

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