花譜の館・別館
House of flowers tablature
annex
Flower photography by Riw
No_345
京都平野神社境内に原木がある八重桜
ひとつずつの花に、実のなる雌しべが2本つく
サトザクラ
妹背
(いもせ)
※
「いもせ」とは古語で、
①「いも」と呼び「せ」と呼ぶ間柄。親しい男女の関係。夫婦。
②兄と妹。姉と弟
1
サトザクラ
妹 背
(いもせ)
学名
![イメージ 2]()
Cerasus serrulata
` Imose '
樹形
盃状
花形
八重咲
花の大きさ
大輪
樹高
亜高木
花色
紅
開花期
4月下旬
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原木は京都市・平野神社境内にあります。
香山益彦の
「櫻」
(1943)
によると雌ずいが2本のものが多く、
1花柄に2つの果実が着くことから妹背の名があるといわれます。
解説は、【財団法人・日本花の会・桜図鑑】を引用
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【このはなさくや図鑑】
によりますと
名称
イモセ
(妹背・平野妹背)
花色
淡紫紅色
(9203)
花弁枚数
20~30枚、20~50枚(八重咲き・菊咲き)
花期
4月中旬~下旬
(大阪府基準)
説明
佐野藤右衛門氏ゆかりの桜です。
雌しべが2本あり、
結実するとふたつの果実がつくことからイモセの名がついたと言われています。
ひとつのイモセから、様々な花の形が鑑賞できます。
八重・さらに重弁のもの段咲きのものなど。
不思議な桜があるものだ、まさに珍花。
珍花には揖斐川の二度桜があります。
旨、説明されています。
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全ての画像は、先月(2019年4月)17日、北九州市立白野江植物公園にて撮影したものです。
本日のお運びまことにありがとうございました。
梨雨