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Flower photography by Riw
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№260
日本固有種
洞庭藍
(とうていらん)
1
中央がトウテイラン、その右はキクイモモドキ、左はワレモコウです。
インターネットの みんなの花図鑑 によりますと
トウテイラン
[洞庭藍]
学名
Pseudolysimachon oranatum
(=Veronica ornata)
分類
ゴマノハグサ科 ルリトラノオ属 多年草
開花時期
8月、9月、10月
花の色
青、紫
名前の読み
とうていらん
分布
京都府、兵庫県、鳥取県
生育地
海岸近くなど
大きさ・高さ
40~50cm
2
[花の特徴]
茎先に総状花序 ( 柄のある花が花茎に均等につく ) を穂状に出し、青紫色の花をつける。
花冠は筒状で、先が4つに裂ける。
花径は5ミリから10ミリくらいである。
萼片は4枚、雄しべは2本、雌しべは1本である。
[葉の特徴]
葉は長めの楕円形で、向かい合って生える ( 対生 ) 。
葉の先は少し尖り、縁には浅いギザギザ ( 鋸歯 ) がある。
葉も茎も白い綿毛で覆われている。
[実の特徴]
花の後にできる実はさく果 ( 熟すると下部が裂け、種子が散布される果実 ) である。
[この花について]
属名の Pseudolysimachon はギリシャ語の 「 pseudo ( 偽 ) + Lysimachia ( オカトラノオ属 ) 」 からきている。オカトラノオ属に似たという意味合いである。
種小名の ornatum は 「 華美な 」 という意味である。
[その他]
日本固有種。茎は直立をする。
和名の由来は、蝋燭色の花を中国の洞庭湖の美しい水の色にたとえたものである。
江戸時代にはすでに園芸植物として栽培され、そのころにつけられた名だという。
生育地が少ないことから、環境省のレッドリスト ( 2007 ) では、絶滅危惧Ⅱ類 ( V U ) に登録されている。
旨、説明されています。
3
4
全ての画像は、昨日(2018年8月31日)、
庭園・芦屋釜の里・立礼席(りゅうれいせき)のいつもの西側の出窓の柱に、
キクイモモドキ、ワレモコウとともに活けれていた
トウテイラン
を撮影したものです。
本日のお運びまことにありがとうございました。
梨雨