花 譜 の 館
訪問者のべ150000名達成感謝記念
2013年3月1日ブログ開設以来、2018年6月9日に訪問者のべ15万名を達成しました。
これもひとえに皆様の御支援とご助力の賜物と感謝申し上げます。
近く、転居等でブログの規模も縮小せざるを得ない状況の中、
この、15万名達成記念だけはモニュメントとして作成投稿したく、
ブログの題材を試行錯誤していましたが、
ここに、
小鬼百合
(コオニユリ)
を選択し投稿することにしました。
もちろん、このユリは初の投稿ではありますが、
3年越しの構想であり皆様にもご納得できる内容と信じています。
今後、スピードダウンすることとは思いますが、この非常事態をご推察され
今後も、何とぞよろしくお願い致します。
2018年7月12日
山塔梨雨
こと
ルリの川蝉
より
夏井ヶ浜
はまゆう公園
恋人の聖地
から浜へ下る急勾配の階段横
崖の上の
小鬼百合
(こおにゆり)
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2
3
インターネットの みんなの花図鑑 によりますと
学名
Lilium leichinii var. tigrinum
分類
ユリ科 ユリ属
開花時期
7月、8月、9月
花の色
黄、赤
名前の読み
こおにゆり
分布
北海道から九州、
朝鮮半島や中国、アムール地方
生育地
山地の少し湿った場所
植物のタイプ
多年草
大きさ・高さ
1~2メートル
誕生花
12月3日
花言葉
賢者
4
花の特徴
茎先に総状花序 ( 柄のある花が花茎に均等につく ) を出し、黄赤色の花を下向きに2~10輪くらいつける。
花被片は6枚あり、披針形で上部がそり返る。
花被片の内側には黒紫色の斑が散りつばめたように入る。
葉の特徴
葉は線状の披針形で、互い違いに生える ( 互生 ) 。
葉の先は鋭く尖り、つけ根の部分はくさび形である。
葉脈は平行脈である。
葉には柄はなく、茎を抱く。
実の特徴
花の後にできる実はさく果 ( 熟すると下部が裂け、種子が散布される果実 ) である。
その他
近縁種のオニユリ ( 鬼百合 ) は中国から渡来したものと考えられている。
両者の違いは、本種のほうが花が小さく、珠芽 ( むかご ) がつかないことで区別できる。
属名の Lilium はギリシャ語の 「 leirion ( 白 ) 」 からきている。マドンナリリーの白い花を念頭に名づけられたものである。
変種名の tigrinum は 「虎のような斑紋のある」 という意味である。
旨、説明されています。
げんかいのなみほきのゆりこさじとは
玄海の波崖の百合越さじとは
(げんかいのなみほきのゆりこさじとは)
「じ」とは、打消しの推量(・・・ないだろう。・・・まい。)の意を表す助動詞特殊型。
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このユリにムカゴ(珠芽)はない。
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ムカゴ(珠芽)はない。
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すゑはたごうさがなりおなじとのゆり
末は違ふ性なり同じ処の百合
(すゑはたがふさがなりおなじとのゆり)
注・それぞれ古語で
「すゑ」とは、子孫。末裔。
「さが」とは、性質。気質。
「と」とは所。場所。
の意
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全ての画像は、今月(2018年7月)、ハマユウ公園から夏井が浜に下る急階段の右脇の海側の
崖にて、そこに咲くコオニユリを撮影したものです。
撮影日は
9、11、12、13が、9日
1~8、10が、10日
です。
本日のお運びまことにありがとうございました。
梨雨