花譜の館・別館
House of flowers tablature
annex
Flower photography by Riw
№_328
雌しべが葉化するのが名の由来
里桜
一 葉
(いちよう)
1
2
里桜
(八重桜)
一葉
(いちよう)
学名
Cerasus serrulata
` Hisakura '
花色
淡紅白色
(9501)
花弁枚数
20~35枚
花期
4月上旬~中旬
(大阪基準)
3
プレート
いちようのたかみにあればみはるかす
一葉の高みにあれば見張るかす
(いちようのたかみにあればみはるかす)
4
5
{説明}
東京の荒川堤にあった品種です。
葉化した雌しべが一本だけつきでて見えるので
一葉
と呼ばれています。
江戸時代から関東を中心に広く栽培された里桜です。
関西では見られません。
サトザクラの中でも大きく成長するため、
大きな株に出会ったら瞬間はおもわず時を忘れそひの優雅な容姿に見とれてしまいます。
以上、【この花昨夜図鑑・日本の桜】より
6
7
全ての画像は、先月(2019年3月)31日、小倉城内で行われた桜まつりにて
若い幹に咲いた桜の
一葉
(いちよう)
を逆光によるマニュアルモード撮影に挑んだものです。
この数年、八重桜の「一葉」と「楊貴妃」を狙っていただけに感激の一語でした。
本日のお運びまことにありがとうございました。
梨雨