今日の花
夏
「花譜の館・別館」へようこそ。
House of flowers tablature
annex
一期一会
(61)
兼
Flower photography by Riw
№211
連日のアクセスに応えて
珍至梅
(ちんしばい)
こと
庭七竈
(にわななかまど)
君知るやこの白き花の名珍至梅
(きみしるやこのしろきはなのなちんしばい)
1
2
ニワナナカマド
(チンシバイ)
[庭七竈]
インターネットの みなーんなの花図鑑 によりますと
学名
Sorbaria kirilowii
分類
バラ科 ホザキナナカマド属
開花時期
6~8月
花の色
白
名前の読み
にわななかまど
(ちんしばい)
分布
原産地は中国の北部
花の特徴
枝先に円錐花序 ( 枝分かれして全体が円錐状に見える ) を出し、白い小さな花をたくさんつける。花径は5~7ミリくらいで、花弁は5枚である。柱頭 ( 雄しべの先端で花粉の付着する部分 ) は5つに裂ける。
葉の特徴
葉は奇数羽状複葉 ( 鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される ) で、互い違いに生える ( 互生 ) 。小葉の形は披針形である。近縁種の穂咲き七竈 ( ホサキナナカマド ) と比べ、葉先が尾状に尖る点が異なる。葉の縁には重鋸歯 ( 大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある ) がある。
実の特徴
花の後にできる実は円柱形の結果 ( 熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する ) である。
この花について
属名のSorbariaは属名の 「 Sorbus ( ナナカマド属 ) 」 からきている。葉が似ていることから名づけられた。種小名の kirilowii は採集家 「キリロフの」 という意味である。
その他
別名を珍至梅 ( チンシバイ ) という。
旨解説されています。
3
4
5
連日のアクセスに応えて
芦屋釜の立礼席の西側の出窓は、私にとっては気の休まる場所です。
活け花の鉢が柱に掛り、また出窓には鉢が置かれます。
その出窓から見える植栽やプランターの花々がバトンを引き継ぐように咲き乱れます。
また、この出窓の柱に掛る鉢の活け花や、出窓に置かれる鉢の活け花の名を担当職員に聞き
調べながら活け花を撮影するのも楽しみではあります。
先月からは、
植栽のビヨウヤナギ、カシワバアジサイ、ナツツバキが、
また、プランターのホタルブクロ、アネモネバージニアが咲き続けています。
そして、植栽のニワナナカマドが6月22日に初めて咲きました。
アクセス解析によりますと、
2015年版ニワナナカマド=チンシバイ
に対する私のブログへのアクセスが
5月26日より連日
「珍至梅 枝物」
で続いていました。
よってこれに応えるべく2018年版の作成を切望したのですが、
立礼席外のニワナナカマドはなかなか咲かず待ちました。
漸く6月22日生ったニワナナカマドの花も3房と少なく、望遠レンズで撮影しましたが、小さすぎました。
これではブログは作れまいと思い
6月27日、このことを職員に告げたところ
職員の好意もあり、裏に廻り房の枝を斬って撮影しやすいように2つの花瓶に活けてくれたのです。
もう、花は豊富ながらも、朽ちかけて黄ばんでいましたが、
何とか期待に応えられるほどに撮影できたのではないかと思います。
芦屋釜の里の職員様に感謝申し上げますとともに、
私のつたない、ブログにアクセスし続けて下さったことに感謝申し上げます。
ブログへのアクセスは
6月29日をもちまして終わりました。
投稿が遅れたことを陳謝しますとともに、今後も宜しくお願い致します。
2018年7月2日
山塔梨雨
6
7
8
あめもよいまどべにおくゆやちんしばい
雨催ひ窓辺に置くや珍至梅
(あめもよひまどべにおくやちんしばい)
注・
「もよひ(名)」とは、準備すること。用意。
の意
9
全ての画像は、先月(2018年6月)、庭園・芦屋釜の里・立礼席の西側の出窓にて撮影したものです。
撮影日は
2、4~7が、22日
1、3、8、9が、27日
です。
本日もお運びまことにありがとうございました。
梨雨