花譜の館・別館
House of flowers tablature
annex
Flower photography by Riw
No_179
八重桜
舞姫
(まいひめ)
森鴎外生誕150年の記念樹
2
桜
『舞姫』
(まいひめ)
公益財団法人 日本花の会の公式ホームページ によりますと
日本花の会創立50周年記念・新品種『舞姫』の紹介
日本花の会では創立50周年を記念して、新しい桜の品種を作出しました。
その新品種の桜の名称は公募により『舞姫』に決定し、2012年の秋から皆様のお手元に届くように、
当会の結城農場で量産を開始しています
『j舞姫』の特性
花で覆われて開花する八重桜
多くの八重桜は葉が出てから開花しますが、『舞姫』は染井吉野と同じように葉が出る前に花が咲きます。
そのため、樹全体が花で覆われる鑑賞性の高い桜です。
また、寿命が長く、病気に強いエドヒガン系の品種なので、
『染井吉野』で問題となっている「てんぐ巣病」にも罹りにくいと推察されます。
このように『染井吉野』のやや後に開花するやや早咲きの八重桜として、
『舞姫』は桜の名所づくりに適した品種です。
『舞姫』 ( マイヒメ Prunus `Maihime' )
樹形は盃状、樹高は高木性、樹幹は灰色、
成葉は狭長楕円形、先端は鋭尖形、基部はくさび形、鋸歯は単鋸歯で鋭形、鋸歯は単鋸歯で鋭形。
表面は濃緑色で毛はない。
葉裏面および葉柄は有毛、葉身基部に蜜腺がある。
花序は散形状で2~3花、
花の向きは横向き、八重咲きで花の直径は約3,7cmの中輪、花弁は長楕円形で約15個、
蕾の色は紅色(JHSカラーチャート№.9505鮮紫ピンク)、花色は淡紅色(同№.9502淡紫ピンク)。
雌ずいは1~2本、葉化はしていない。
花柱は有毛、がく筒の形は壺形、花の香りは少し有、開花後に展葉、『染井吉野』よりやや遅れて開花する。
と説明されています。
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北九州市建設局公園緑地部緑政課
が作成した公式パンフレット
こくらさくらマップ
によりますと
舞 姫
マイヒメ
八重紅枝垂の種子から生まれた品種で、
八重咲きの桜としては珍しく葉が出る前に花が咲き、
樹全体が花で覆われる鑑賞性が高い桜です。
寿命が長く、病気に強いエドヒガン系品種のため、
てんぐ巣病にも罹り難いと推察されます。
旨、説明されています。
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すべて画像は、先月(2018年3月)30日、さくらマップを頼りに小倉北区城内で撮影したものです。
1~6は、紫川に架かる鴎外橋西の袂で
7~9は、小倉城の鉄(くろがね)門への階段の上り口傍にて
撮影したものです。
本日のお運びまことにありがとうございました。
梨雨